皆さん、こんにちは!
「うなぎ昇り小松園」
「十一代目佐市右衛門」を
運営している店主の小倉です!
梅雨入り前のこの時期、なんだかカラッとしない天気が続きますね。
こんな日は、パッと気分が晴れるような美味しいものが食べたくなりませんか?
さて、夏といえばうなぎ!「スタミナ源」として有名ですが、
「正直、高いし、他の魚と比べてどうなの?」って
思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
サーモン、マグロ、はたまた高級魚の金目鯛やのどぐろ…、
私たち日本人にとって「魚」は食卓に欠かせない存在です。
でも、「本当にうなぎじゃないといけないの?」
実は、この疑問、うなぎのプロである私だからこそお伝えできる
、意外な真実が隠されているんです。
今回の記事では、巷にあふれる
「国産うなぎは最高!」という常識に、うなぎ職人として一石を投じます。
そして、うなぎと人気の魚たちを栄養価で徹底比較!
ビタミン、ミネラル、タンパク質など様々な角度から「本当の実力」を見ていきましょう。
「うなぎ昇り小松園」がお客様に自信を持って提供するうなぎの魅力、
そして健康維持のために知っておきたい魚の真価を、たっぷりお伝えします。
ダイエット中の方、健康志向の方、魚料理が好きな方は必見!
あなたの食卓に本当に最適な魚は何なのか、この記事を読めばきっと新しい発見があるはずです。
1. 【99.9%の人が知らない】「国産うなぎ」の真実!?
プロが明かす美味しい選び方

いきなりですが、実は皆さんにお伝えしたい、
ちょっと大切なうなぎ事情があります。
これを間違って理解してしまうと、
もしかしたら食に関して損をしてしまうかもしれませんので、ぜひしっかりと読んでください。
それは… 「うなぎって、国産だから美味しいってわけでもない」
「えええぇ!?」って思いますよね!?
「それ言っちゃって大丈夫?」って、
我ながらちょっとドキドキします(笑)。
でも、これはうなぎのプロとして、
皆さんにお伝えしておかなければならない真実なんです。
食全般に言えることかもしれませんが、
「国産だから良いもの」という意識が広まりすぎているように感じます。
もちろん、国産の中にも本当に素晴らしいものはたくさんあります。
でも、うなぎの世界で言えば、ただ「国産」と表示されていれば全てが最高、
というわけではないんです。
うなぎは、産地や季節、そして何より養殖している
「つくり手」の想いと技術にかかってきます。
スーパーなどで売られている「国産」表示のうなぎでは、
育った環境や年数までは表示されませんよね?
だからこそ、私たちプロが仕入れる際は活きた素材をひと目で見て、専門家に聞いて
いいか悪いかを判断しています。
「本当に美味しいうなぎは、誰から買うか?の時代に入ってます」と、
私は常々感じています。
料理というのは、本当に「つくり手」で極端に変わるもの。
だからこそ、お客様に最高のうなぎを召し上がっていただくため、毎日が真剣勝負なんです。
私ども「うなぎ昇り小松園」では、この目で見て厳選した最高のうなぎだけを仕入れ、
熟練の職人技で焼き上げています。
「国産」という言葉だけでなく、「信頼できるプロが選んだうなぎ」という視点で、
ぜひ私たちのうなぎを味わっていただきたいです。
2. うなぎと青魚の栄養価バトル!意外な勝者はどっち?

土用の丑の日になると一躍脚光を浴びるうなぎ。高級食材ですが、栄養価もすごい!
と言われていますよね。
では、庶民の味方であるサバやイワシといった青魚と比べたらどうなのでしょうか?
実はこの栄養価バトル、意外な結果が見えてきます!
- うなぎ: 100gあたりタンパク質約18g、脂質約20g。特筆すべきは、ビタミンA(成人の1日推奨量の約2倍!)とビタミンEの圧倒的な量。DHAやEPAといった不飽和脂肪酸も豊富です。
- 青魚(サバ、イワシなど): タンパク質は約20gとうなぎに匹敵。そしてDHAやEPAの含有量は、うなぎを上回ることも!特にサバは100gあたり約2,000mgのDHAを含み、うなぎ(約1,200mg)を大きく超えます。ビタミンDもサンマが100gあたり約30μgとうなぎ(約5μg)を大きく引き離しています。さらに、小骨ごと食べられる小イワシはカルシウムも豊富です。
驚きましたか?価格は高価なうなぎも栄養価は確かに高いですが、
比較的安価な青魚も、DHA・EPA、ビタミンD、カルシウムといった
現代人に不足しがちな栄養素では非常に優れているんです。
だからこそ、どちらが「勝ち」というより、
それぞれの栄養素の特性を理解して、上手に食卓に取り入れるのが賢い選択と言えるでしょう。
うなぎで特別な栄養チャージ、青魚で日々の健康維持。
両方をバランス良く摂ることが、元気な体を作る秘訣なんです!
3. 【プロが明かす】「うなぎ」の驚くべき真価!他の魚にはない特別なパワー
土用の丑の日に食べるだけじゃもったいない!
私たちうなぎ職人が「うなぎはすごい!」と自信を持って言える、
その特別なパワーはどこにあるのでしょうか?
それは、うなぎにだけ突出して含まれる特別な栄養素の組み合わせにあります。
- ビタミンAとEの圧倒的な量: うなぎのビタミンAは、サーモンの約2倍、マグロの約8倍!これは、粘膜や皮膚の健康維持、そして免疫力向上に不可欠な栄養素です。また、強力な抗酸化作用を持つビタミンEも豊富で、肌の老化防止や血行促進に役立ちます。
- ビタミンB群の宝庫: 特にビタミンB1、B2が豊富で、疲労回復や代謝促進に抜群の効果を発揮します。一般的な白身魚と比較すると、ビタミンB1は約10倍もの含有量があるんですよ。まさに、夏バテ防止の切り札と言えるでしょう。
- 良質な脂質(DHA・EPA)とタンパク質: うなぎの脂質は、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸が豊富。脳機能の向上や中性脂肪の低下にも効果が期待できます。さらに、100gあたり約18gという良質なタンパク質も、夏の体で失われがちな体力をしっかりサポートしてくれます。
だからこそ、うなぎは単なる高級食材ではなく、
年間を通して積極的に摂りたい「栄養の宝庫」なんです。
特に、これからの暑い季節や、疲れが溜まっている時には、
ぜひうなぎの特別なパワーを実感していただきたいです。
4. 【徹底比較】うなぎVSサーモン・マグロ・白身魚・高級魚!あなたの食卓に最適なのは?
ここまでうなぎの栄養や真実についてお伝えしてきましたが、
せっかくなので人気の魚たちとまとめて比較して、
皆さんの食卓に最適な魚を見つけるヒントにしていきましょう!
(上記は一般的な数値であり、種類や調理法で変動します)
【まとめ】
- 疲労回復・滋養強壮・免疫力UPには断然うなぎ! 特にビタミンA・B群・Eの含有量は突出しています。
- DHA・EPAを効率よく摂るなら、サバやイワシなどの青魚がコスパも◎。
- 低カロリー高タンパクでダイエット中なら、マグロ(赤身)や白身魚(タラなど)がおすすめです。
- 骨の健康や冬場のビタミンD補給にはサーモンやマグロ。
- 脳の活性化や美容には、金目鯛やのどぐろも選択肢に。
それぞれの魚には「得意な栄養素」があるんです。
だからこそ、特定の魚に偏らず、バランス良く色々な魚を食卓に取り入れることが、
健康な体を作る一番の近道。
そして、特別な日の栄養チャージには、やはりうなぎが最適だと、私は確信しています!