夏になると、なんだか無性にうなぎが食べたくなりませんか?
でも、高級店で食べるとちょっとお財布に痛い…。
そんな時こそ試してほしいのが、「うなぎ昇り小松園」で代々伝わる、
自宅で料亭レベルに仕上げるコツです。
ほんの少しの工夫だけで、スーパーのうなぎも
驚くほど香ばしく、ふっくらした別格の味わいに変わります。
「自宅でプロ級は無理かも…」と思っている方にこそ試してほしい、
十一代目うなぎ佐市右衛門の伝統を感じる技を一緒に体験してみませんか?
1. 高級うなぎが自宅で激ウマに!料亭仕込みの秘密のテクニック
一流の料亭で出されるうなぎが、どうしてあんなに香ばしくふっくらしているのか。
秘密は、「蒸し直し」と「香りの馴染ませ」にあります。
まず、重要なのは質の良いうなぎを選ぶこと。
国産の冷凍うなぎでも、できれば真空パックのものを選びましょう。
脂がのっていて身が割れにくいものが理想です。
次に、レンジではなく「蒸し直し」。
これがふわっと感を決定づけます。
やり方
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フライパンに1cmほどの水を沸かす
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火を弱める
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うなぎを耐熱皿にのせてフライパンへ
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蓋をして約3分蒸す
これだけで、中までしっとり温まります。
さらに「つけ焼き」も大切。
蒸したうなぎにタレを塗り、オーブントースターで30秒ほど焼くと
表面が香ばしく、照りも出ます。
山椒は一口食べてから適度にかけるのがコツ。
香りがうなぎ全体に移ってしまいすぎると、味わいが楽しめなくなってしまいます。
また、山椒はお店によって香り高いものやしびれがとんがっているものなど
色々あるので、山椒のバランスをみながら量を加減してくださいね。
そうすることで香り高く、またタレと身の旨味との一体感に
奥行きが生まれます。
うなぎ昇り小松園でも、この「香りの馴染ませ」をとても大事にしています。
2. うなぎ通も驚く”ふわとろ”の簡単レシピ
「十一代目うなぎ佐市右衛門」の通販でも人気の冷凍蒲焼き。
お取り寄せした方から「家で焼いたとは思えない!」と驚かれるのは、
この蒸し焼きの一工夫があるからです。
蒸し焼きの手順
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冷蔵庫から出したら15分室温に置く(火の通りが均一に)
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フライパンに日本酒大さじ1+水大さじ2を入れる
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皮目を下にして置く
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蓋をして中火で2分、弱火で3分蒸す
このやり方で、身がとろっとほぐれます。
タレもひと工夫。
市販の蒲焼きのタレに日本酒を少し足して軽く煮詰めると、
香りと深みがぐっと増します。
仕上げは、魚焼きグリルやオーブントースターで
ほんの30秒だけ表面を焼く。
これで「外はカリッ、中はふわとろ」が完成です。
3. 失敗知らず!プロ直伝の温め直しとタレの秘訣
一番多い失敗は「電子レンジだけで温める」こと。
脂が抜けすぎて、硬くなってしまうんです。
正しい温め方
オーブントースターを150℃に設定。
アルミホイルで包んだうなぎを5分温めます。
途中でホイルを開けてタレを塗り、もう一度軽く温めると
艶が出て見た目も美しく。
さらに本格派の方は白焼きから調理するのもおすすめ。
腹開きにして骨を丁寧に取り除いたら、熱湯をかけて脂を落とし、
炭火や魚焼きグリルで皮目から焼き始めます。
タレの基本配合(自家製)
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醤油:1
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みりん:1
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砂糖:0.5
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日本酒:少々
これを弱火で10分ほど煮詰めるだけ。
何度も薄く塗り重ねると、香りと照りが増します。
4. スーパーのうなぎが極上に変わる「魔法のコツ」
「スーパーのうなぎはイマイチ」と思っていませんか?
でも、たったひと手間で料亭レベルの味に変わります。
ポイント
・オーブンか蒸し器で温める
(200℃で3〜4分、または蒸し器で5分)
・日本酒を霧吹きでひと吹き
・タレは少し煮詰めて深みを出す
仕上げは山椒に加え、刻んだミョウガや白ごまを添えると
香りが引き立ち、夏バテ防止にもぴったりです。
うなぎ昇り小松園でも、薬味の組み合わせを大事にしています。
ぜひご家庭で味わうときに試してみてくださいね!