こんにちは、小松園の小倉です。
「うなぎって、食べると頭が良くなるんだよ」
子どものころ、そんな話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
じつはこの“言い伝え”、
最近の栄養学の研究で科学的にも裏づけがとれつつあるんです。
私たちも正直びっくりしました。
なんとなく「元気になりそう」と思っていたうなぎが、
まさか“脳の元気”にも関係していたなんて…。
とくに受験生やお仕事で脳をフル回転させている方、
そして記憶力が気になってくる世代の方にとっては、
ちょっと見逃せない話かもしれません。
この記事では、「うなぎが脳に良い」とされる理由や、
私たちの食文化とどう結びついてきたのかを、
わかりやすくご紹介していきます。
よかったら最後までお付き合いくださいね。
1. 脳がシャキッと目覚める!? うなぎに秘められた栄養のチカラ
うなぎには、ビタミンB群がたっぷり。特にB1・B2・B12は、神経伝達物質の生成を助け、脳の働きをサポートする栄養素なんです。
まさに「考える力」や「覚える力」を支えてくれるビタミンですね。
東京大学の研究チームの発表では、
ビタミンB12の摂取が記憶力や集中力の向上につながるとされていて、
高齢者の認知機能にも良い影響を与える可能性があるそう。
ちょっと頼もしいですよね。
さらに、うなぎにはDHAやEPAといったオメガ3脂肪酸もたっぷり。
青魚に多く含まれることで有名ですが、実はうなぎにも豊富なんです。
このDHA、脳の神経細胞を柔らかく保ち、
情報の伝達をスムーズにしてくれる役割があります。
さらに、ビタミンB1、B2、ビタミンEなど、
神経の働きをサポートする栄養素もたっぷり。
特にビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える過程で不可欠で、
脳のエネルギー源としても重要なんですね。
「頭が冴える感じがする」…そんな体感、あながち気のせいではなかったようです。
2. 「夏バテ防止だけじゃない!」昔から親しまれてきたうなぎの底力
「土用の丑の日にうなぎを食べる」
この習慣、実は理にかなっていたんです。
夏はただでさえ疲れが溜まりやすく、集中力も下がりがち。
だからこそ、うなぎのような栄養価の高い食材が、昔から重宝されてきたんですね。
しかも、最近の研究では、うなぎに含まれるビタミンAやE、
そしてセレンなどが、脳の酸化ストレスを抑える働きもあることがわかってきました。
つまり、脳の“老化防止”にもひと役買っている可能性があるんです。
とくにシニア世代の方にとっては、
「おいしくて懐かしい味」が、脳にもやさしいなんて、なんだか嬉しいお話ですよね。
3. じゃあ、どんな食べ方がいいの?

「うなぎは好きだけど、そんなに頻繁に食べられない…」
そんな方もいらっしゃると思います。
でも、安心してください。
研究では、少量の摂取でも十分な効果があるとされていますし、
脂溶性ビタミンが多いため、
蒲焼のように脂と一緒にいただくことで吸収も良くなるそうです。
つまり「蒲焼」は、理にかなった調理法なんですね。
昔から受け継がれてきた料理法って、ほんとにすごい。
4. 頭も気持ちも、シャキッと元気に
うなぎは、スタミナ食としてはもちろん、
「脳にも効く」という新たな魅力を秘めた食材。
私たちの暮らしの中に、もう少し意識的に取り入れてみると、
日々のパフォーマンスにうれしい変化が訪れるかもしれません。
がんばりたいとき、ひと息つきたいとき、そして、何かを始める節目に。
うなぎの力を、ちょっと借りてみませんか?
あとがき:
私たち小松園では、長年にわたり“うなぎ一筋”に味と向き合ってきました。
「食べる人の力になりたい」――それがずっと変わらない想いです。
この記事が、みなさんの健康と、今日のごはん選びの参考になればうれしいです。
またお店でも、通販でも、いつでもお待ちしておりますね。
それでは、また!