こんにちは。暑い日がつづきますね〜

こう暑い日にはやっぱり「うなぎ」という気分になってきますよね。

 

小松園でも土用の丑の日にむけて準備を着々とすすめているところですが、

うなぎも高騰しているなか、お店ではもう少し気軽にうなぎが楽しめるよう

調理を工夫している最中です。

 

さて、土用の丑の日を迎えるにあたって、「ひつまぶし」の御案内です。

みなさんひつまぶしってうなぎの焼き方が全然違うのってご存じですか?

この辺りではたぶん

うなぎを本場名古屋の「地焼き」という製法でひつまぶしを出しているところは

古河市では小松園だけだと思います。

 

関東でうな重という商品でうなぎを調理するときは

さばいて、串をうって、白焼きして、蒸して、タレをツケて焼く。

というのが通常です。

これって白焼きしただけだと、身が硬くておいしいしろものじゃないんです。

 

ついでをいうと

一連の工程で串打ちからタレツケて焼くまで今年に限っては

うなぎの状態がいつもとはちがう(いつもは子供今年はちょっと大人)なので、

調理技術のあんばいが問われる年ともなっています。

 

さてこれに対して、「地焼き」という製法は、うなぎに串をうったら

そりゃもう関東では考えられないくらい

「ひたすら焼きまくる」んです。

もう表面がカリカリになるくらいひたすら返して焼くことで

「うなぎから出た脂自体で表面をつつんで蒸し焼き状態」にすることで

そとはカリカリ、中はふっくらという食感で仕上がります。

個人的には、この製法だとうなぎの旨味が凝縮されてて、

食べた瞬間うなぎ味がガツンとくるのでこっちのほうが好みです。

 

そんなひとときをあじわっていただきたいところではありますが、

 

◉残念なお知らせがあります。

実はこの製法だと、炭火自体の火力の調整が必要で、

しかも!

焼き台ではかなりのスペースをとってしまうため、

通常のうな重の提供に支障をきたしてしまうのです。

 

そんなわけで土用の丑の日当日は販売を控えさせていただきます。

小松園での地焼きのノウハウは
名古屋の「ひつまぶし備長」の店舗にいって教わった

非常に再現性バツグンの強力な内容です。

http://hitsumabushi.co.jp/

 

近くですと、銀座やスカイツリーがオススメです。

 

話をもどして 、
あえてひつまぶし販売は20日はしません。

しかも7月中は他の日の対応も予約のみとします。

以前にも予約が殺到して
結果的に多くのお客様におまたせしてしまい、

時間がなくなってしまったら
困るので、予約販売とさせて下さい。

うなぎ報道で不漁のこともありますが、

実際のところは結構間に合っているんです。

さらにいうなれば、

うなぎ募金で研究機関に寄付をして

次の年に豊漁になるような活動をしていくことを

もっと販売するお店側が積極的にやったほうがいいんです。

古河市のうなぎやさんにも募金箱が設置されているところありますよ。

されはさておき、

気にせず
とりあえずご予約くださいね。